今回はメモリーキーピング with『Day By Day』#008のレイアウトの背景の作り方をご紹介したいと思います。
以前も何度かご紹介したマスキングの方法で、アルファベットがタイプライターに重ならず、背後にくるようにしました。大変そうに見えますが、アルファベットのスタンプをランダムに捺していくだけなので作業は簡単です。
まずはメインの『 365: June』のタイプライターを横に3台、縦に3台捺します。
次に別の紙にマスキング用となるタイプライターのスタンプを捺します。
マスキングをするときに付箋の糊の部分を利用するのが便利なので、よくある無地の付箋を使っています。もちろんマスキング用に使う紙は付箋でなくても、どんなものでも大丈夫です。ただ段差があると印面がキレイに出ないので、薄めの紙を使うのがオススメです。
スタンプをしたら、外側の輪郭に沿って切るのですが、マスキング用なのでキレイにスタンプをしなくても大丈夫です。今回は分かりやすいように赤いインクを使いました。
マスキング用の紙を上に重ねて貼ります。
一番左のタイプライターを見ると分かるかな!?タイプライターのキーボードの部分がちょうど付箋の糊の部分で、ベトベトしていない部分が浮いています。
準備が整ったので、背景のアルファベットを捺していきます。アルファベットは『365: Hikari』を使っています。
背景の白い部分とマスキング用の紙にまたがるように「A」のスタンプを捺しました。
マスキング用の紙を取るとこんな感じ。
ただこれをひたすら繰り返して、いろいろなアルファベットスタンプを捺していきます。
はじめは丁寧にやっていたものの、あまり効率的でないことに気がついて、まとめて捺していく作戦に切り替えました。マスキング用の紙をセットして「A」を捺して、紙を別のタイプライターに移動しては「A」を捺して・・・全体的にある程度「A」が埋まってきたら、次は「B」、そして「C」・・・というのを繰り返しました。
タイプライター9台分のマスキング用の紙を用意したら、その都度移動する手間省けますが、タイプライター9台分のマスキング用の紙を切るのも結構な労力だと思い、3台分を使い回しました。(もっと手間を省くのであれば、2台分あれば十分だったかも。)
アルファベットの背景をスタンプしたら、タイプライターが立体的に見えるます。別の紙にスタンプしたタイプライターをアルファベットのパターンペーパーの上に貼っているみたい!
ご参考までに・・・以前、マスキングの方法をご紹介したときのブログ記事です。
① メモリーキーピング with『Day By Day』#001
② 『365: Wishing You』の使い方アイデア・その1
マスキングの方法でクリアスタンプの可能性がグッと増します。機会があったらぜひ試してみてください!
さて、次回は9月15日(金)です。メモリーキーピング以外にもご紹介したいことがたくさんあるのですが、いろいろなことが重なってしまい、なかなか手が回りません。自分をコピペ出来たらいいのに。。。ひと段落する11月上旬が待ち遠しいけど、その頃はもうホリデーシーズンに突入。1年間って本当にあっという間ですね。
来週もどうぞよろしくお願いいたします!
【 使用したスタンプ 】
- FEB ー 365: February
- タイプライター ー 365: June
- 背景のアルファベット、2023 ー 365: Hikari
前回までのメモリーキーピングのページは下記リンクからご覧いただけます。